絵師・イラストレーターとして人気になるには?見る側の視点で徹底考察

絵師・イラストレーターとして人気になるには? 見る側の視点で徹底考察イラスト

絵師orイラストレーターor絵描きとして人気になりたい・・・

という方に向けて記事を書いてみました。

  • Twitterのフォロワー数を伸ばしたい人
  • 人気絵師・イラストレーターの特徴や共通点が知りたい人

などには特におすすめです。

というのも、ここではTwitterのフォロワー数が増えること人気になることと定義して話を進めているからです。

ある程度の画力があることは前提に、ずば抜けた画力がなくても絵師として人気になるための手法を考察した記事になります。

なお、今回は「見る側」として培ってきた知識に基づく人気になるための考察、そして人気になる方の法則性を紹介するだけであって、イラストの描き方などはあまりお伝えできません。

ゼロから絵が描けるようになるまでの話だったり、無名or底辺から人気になった人の体験談記事が読みたい方はブラウザバック推奨です。

さて、それではあらためて今回の記事の内容です。

  • 人気になる方法として、主にTwitterのフォロワー数を増やすための手法について書く
  • 絵師・イラストレーターとして人気がある方の特徴や共通点を紹介
  • ある程度の絵が描けることは前提とした話

簡単な自己紹介もしておきますね。

私は中学生の時にイラストを見ることにハマって以降、5年から10年ほど定期的なイラスト鑑賞を趣味として続けています。よく見るのは美少女系・萌え系(要するに女の子が描かれたイラスト)がメインで、ずっと見る側です。イラストだけでなく、イラストレーターや絵師さんの情報もあわせて調べているためいろいろ知っています。

それでは、前置きはこのへんにして本題に移りましょう!

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人気絵師・イラストレーターの共通項から導かれた、人気になる9つの方法

ザックリとですが、私が見てきた人気イラストレーター・絵師さんに多く共通していることと、人気になる方法についてまとめてみました。

  • 自分から人に関わっていくなど、Twitterそのものをうまく使う
  • イラストの投稿頻度が高いorほぼ一定に保っている
  • 人気コンテンツの二次創作イラストを描いている
  • キャラクターの性別やカップリング、ジャンルやコンテンツなどを一貫している
  • えち系・大人向けのイラストが得意
  • 画力以外にも付加価値をもっている
  • こだわりや独自性をもっている
  • 多くのプラットフォームで戦っている
  • イラスト専用など、アカウントを使い分けている

一応、重要度が高い順に上から並べてみたつもりです。

ちょっと多いですが、ひとつずつ解説していきますね。

自分から人に関わっていくなど、Twitterそのものをうまく使う

はい、Twitterを通じて人気になるのなら、まずはTwitterの立ち回りから理想化しないといけないよねって話です。

現実的な話、画力うんぬんの前にTwitterのアルゴリズムを把握して、より多くの人の目に留まることから人気への道は開けるのではないでしょうか。

とはいっても難しい話ではなく、求められるのはネット上でのコミュニケーション能力が基本であって、

  • 1日に複数回程度、定期的なツイートを毎日心がける(イラストに限らず文章でもオッケーです)
  • インフルエンサー(有名な絵師さんとか?)を始め、いろんな人に自分から絡みにいく
  • 凍結されない範囲で、適度に「いいね」をする

といった、「普通の人なら」特に苦労しないことをやっていきます。(詳しくは、Twitterを伸ばす方法とかでググってみてください)

上でえらそうに語っていますが、ネット上ですらまともなコミュニケーションがとれなかった私は普通ではなかったみたいです。リアルでもネットでもコミュ障だったため、開設から10ヶ月ほど経過してもフォロワーは200人ちょっと(そのうち50以上は怪しいアカウントで、ほか50くらい?は更新が途絶えた人)と、失敗例のようなアカウントを現在も利用しています。こうなるとわかっていても実行に移せないどうしようもないタイプが私です。右のリンク先なんですけど、よかったらフォローしてくれるとうれしいです。@negashiblog

場合によっては、有名or人気の方にリツイートされる可能性も秘めているという非常に重要なポイントです。

Twitterでなるべく理想的に立ち回ること最優先に、次以降の手法を見ていってくださいね。(もしコミュニケーションが苦手な場合でも、次以降の方法を見ていただけるとなんとかなるかもです)

イラストの投稿頻度が高いorほぼ一定に保っている

ようやくイラストに話が戻ってきましたが、言いたいことはなんとなくわかるんじゃないでしょうか。(もちろん、なるべく質を落とさないことは大前提です)

投稿頻度というのは、さまざまなプラットフォームにおいて重要な要素となっています。

最近?だと、モ誰先生なんかが高頻度の投稿をして、もともとすごかったのがさらに伸びていたのが記憶に新しいですね。

後者の「ほぼ一定に保っている」というのは、高頻度じゃなくても一定のペースでイラストを投稿していると伸びやすいという話です。

というのも、

  • 月1ペースだったのが数か月あくと、同じようなイラストでもいいね等が減っている
  • 数か月に1回ペースだったのが半年以上あくと(以下同文)

といった現象を、万単位のフォロワーがいる方のアカウントでも何度も目にしたことがあるからです。

場合によってはいいねが少ないイラストのほうが好きだったりして、Twitterのアルゴリズム?を否定したくなりましたね・・・。

まとめると、できることなら高頻度のイラスト投稿が望ましく、できなくても一定ペースで投稿していると見てもらいやすいというお話でした。

人気コンテンツの二次創作イラストを描いている

これも重要になってきます。

万単位のフォロワーがいる方でも、普通にオリジナルイラストよりも伸びたりしていますからね。

とりあえず重要なのは、ただ単に絵がうまいだけでは伸びにくいので、もともと人気のあるコンテンツにあやかろうということです。

絵師として認知してもらうキッカケを少しでも増やしましょう。

イラスト投稿時には、ハッシュタグ(ありがちなのは二次創作もとの作品名とか、イラスト関連のやつとか?)もいろいろ調べて、適したものをつけておくと少しだけ伸びやすくなるはずです。

その際の人気コンテンツの選び方も、

  • 以前から一定の人気がある作品(東方、FGO、艦これ、アイマス、ごちうさ・・・とか?)
  • 比較的最近になって人気が出てきた作品(原神、ブルアカ、シャニマス、ウマ娘、プロセカ、アズレン・・・とか?)
  • その時々の話題性・トレンド性に富んだ作品(今季アニメとか?)

といったようにさまざまな選択肢があります。

選ぶにあたっては、自分が好きな作品orキャラクターを選んで描くことをおすすめします。

理由は単純で、好きなものを描くほうが楽しいし、好きでもないものを無理に描く必要はないですよね?って話です。

好きだったり思い入れがあったりする作品がひとつもなければ、オリジナルイラストだけを描き続けるのもありだと思います。

キャラクターの性別やカップリング、ジャンルやコンテンツなどを一貫している

これはどういうことかといいますと、どんな絵を描くのかわかりやすいほうが見る側としてもありがたく、人気になりやすいのです。

簡単な例として、かわいい女の子のイラストをあげていたアカウントがあるします。それらを見つけて集まってきた人に対して男キャラのイラストを見せても・・・伸びるわけがないですよね?最悪、既存のフォロワーからフォロー解除される可能性もあります。

逆も然りで、男キャラが見たくて集まってきた人に女キャラのイラストを見せても伸びる可能性は低いということです。

例外があるとすれば、ある人気コンテンツのイラストを描き続けていたとして、そのなかに男女それぞれのキャラクターが一定数混ざっているというケースでしょうか。

いずれにせよ、キャラクターの性別・カップリング・ジャンル・コンテンツなどはなるべく方向性を定めて投稿していったほうがいいです。

極端な話、ほのぼのとしたイラストの中に唐突にグロイラストを混ぜられたら嫌ですよね?これはグロイラストが悪いと言いたいのではなく、ジャンルが大きく異なるものは同じアカウントで投稿しないほうがいいと言いたいのです。グロイラストを描きたいなら最初からグロイラストを描き続けていくか、アカウントを使い分ける(詳しくはいくつか下の項目で述べています)かして方向性を定めておけば、どんなイラストを描いているのかわかりやすくて伸びやすいですよってことです。

最悪の場合、既存のファンを失う可能性もある重要な内容になります。

どんなイラストを描くのかとか、あらかじめプロフィール欄に書いておくのもおすすめですよ。

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えち系・大人向けのイラストが得意

まじめな話、これで一気に伸びている方もいます。

Twitterのフォロワー数だけでいけば、各種メディアで名前が出ている有名な方よりも上だった・・・なんてこともあったりなかったりしますね。

個人的なイメージですけど、きれいなイラストを描く方よりも大人向けのイラストを描いている方のほうがTwitterのフォロワー数は多い印象ですね。もちろんこれはエロを描けと言っているのではなく、そういうのが得意な方・好きな方に向けての提案です。自分に合うと思ったら試してみてください。

ここまで散々もてはやしてきましたが、一般向けの健全なものだけ見たいという方もいます。

エロだけを描くつもりなら関係ない話ですけど、両方描く場合だと、一般向けだけ見たい人は離れていってしまうかもしれません。

そういった方を手放さないためには、アカウントを使い分けたりして需要と供給を合致させるのがおすすめです。(いくつか下の項目で述べています)

ギリギリR18にならないきわどいラインを攻めるという方法もありますけど、一般向けだけ見たいという人の要望にはこたえられていないんですよね・・・。

アカウントを使い分ける方は最近増えてきている印象なので、よかったら試してみてはいかがでしょうか。

画力以外にも付加価値をもっている

やり方はいろいろありますが、おすすめなのは一枚絵にセリフなどを加えて漫画風にするとか?ですかね。

画力以外のセンスも問われることになりますが、特別ずば抜けた画力をもっていなくても人気になれる手法のひとつです。

あと、この一枚絵にセリフを加えるというのは現在のAIには不可能ですよね?(見たことがあったらすぐわかると思いますが、AIのイラストではよくわからない記号文字しか書けないはず・・・)

(今現在の)AIに負けない絵の描き方としては結構いいんじゃないかと個人的に思っています。

ほかには、

  • 面白いことを言ったりやったり
  • 実写なんかで作者本人を押し出す

といったやり方も、付加価値をつけるという意味ではありっちゃありです。

ただし、需要がなければ人は集まりません。それどころか、絵だけが見たくて見にきてくれている既存のファンだけを失って終わる可能性もある危険な賭けです。

なるべく絵だけで勝負したいという方は、最初に紹介した一枚絵にセリフを加えるという手法から検討してみてはいかがでしょうか。

こだわりや独自性をもっている

どちらかというと有名度や認知度を上げる方法に近いかもしれませんが、人気になる方法としても有力だと思ったので紹介しておきます。

こだわりはそのままの意味で、フェチなどに刺さるイラストが描けると、それらを求めてくる人が増えるだけじゃなく、作者のことも覚えてもらえる可能性が上がりますよって話です。

パッと思いついた例をあげると、

  • 目だったらこの人!(Noyu先生とか、雷夏。先生とか?)
  • 髪だったらこの人!(Paryi先生とか?)
  • お腹だったらこの人!(mignon先生とか?)
  • 脚だったらこの人!(大嘘先生とか?)
  • 下着だったらこの人!(天三月先生とか、加瀬大輝先生とか?)

みたいな感じでしょうか。

もしくは、

  • 透明感だったらこの人!
  • 東方だったらこの人!(羽々斬先生とか、risui先生とか、海凪コウ先生とか?)

といった感じで覚えてもらえるよう、そして好きな人が集まってくれるよう、特徴やコンテンツごとにたくさん描くのもありです。

ちなみに、透明感のあるイラストを描く方に関しては、下のリンク先の過去記事でまとめています。

自分とかそうなんですけど、絵師さんって名前覚えにくくないですか・・・?(おそらく、大勢いるのも原因としてあるはずです)

私の場合、見るのは基本的に美少女系という共通点があるため、よほど特徴的なものがなければ結構ゴッチャになって忘れてしまいます。

ただし、ここで独自性やこだわりが感じられれば、絵柄と名前とが一致して覚えていられるんですよね。

そんな感じの理由で、こだわりや独自性(フェチなどの思いが伝わってくるとか)があるイラストを描けると伸びやすいだろうというお話でした。

多くのプラットフォームで戦っている

これはつまり、認知してもらえる可能性や機会を増やすということです。

たとえどれだけ素晴らしいイラストが描ける実力があっても、自分を見つけてもらえなかったら人気になれるわけないですよね?

そこで、

  • TwitterだけよりTwitterとpixiv
  • TwitterとpixivだけよりTwitter、pixiv、あとYouTubeとか?

といったように、イラストや絵師であることを知ってもらえる機会をひとつでも多く増やすわけです。

Twitterのフォロワー数だけ増やしたいという場合でも、自分を知ってもらえる機会を増やすことがフォロワー数増加にもつながることはなんとなくわかるでしょう。

上であげたプラットフォームの例は、3つすべてやれと言っているのでもなければ、Twitter・pixiv・YouTube固定でやれと言っているのでもありません。(べつにニコニコ静画でもInstagramでもいいです)

自分の好みでなるべく多くのプラットフォームを選んで、無理のない範囲で運用していくのをおすすめします。

それでも、上の例のYouTubeは少し異質な感じがしますよね?YouTubeの利用方法としては、イラストメイキング動画をあげたり、VTuberとして活動したりして、自分の存在をアピールするのが主流でしょうか。YouTubeで活動しているイラストレーター・絵師さんの情報をまとめた過去記事もありますので、よかったら下のリンクから見てみてくださいね。

イラスト専用など、アカウントを使い分けている

最後はあまり重要ではないかもしれませんが、一応紹介しておきます。

アカウントを分ける利点は、

  • 絵描きアカウントとしての方向性をブレさせない
  • なるべく絵だけ見たい人の要望にこたえられる

といったことがあげられます。

まぁ、2つ目に関しては、pixivをやっていればpixivで絵を見られるようにしておけばいいだけですけどね。

どちらかといえば1つ目の、方向性をブレさせないというねらいが強いでしょうか。

これは絵だけでツイートを埋めろということではなく、イラストに関係ない投稿(政治とか、日常の話とか?)はできるだけ控えましょうということです。

当たり障りのない投稿に限っては、たまになら問題ないとは思いますけど、あまりにも多くなるようでしたら日常用のアカウントを別で用意してそちらで投稿したほうがいいですよというお話でした。

ここらへんのことは気にしすぎなくてもいいとは思いますけどね。

ただ、細部まで気にかけていれば、そのぶん優位に立てる可能性が高まるのも確かなはずです。

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絵師・イラストレーターとして人気になる方法論にちょっとした補足説明

最初に説明しておくことでもないかな、と思ったので補足説明として後ろに書きました。

具体的には、下の2つのことです。

  • 「有名になる」こととなるべく区別して、「人気になる」方法について今回は紹介した
  • 無意識に使っていた「絵師」という単語について

まずは、大事だと思った1つ目から説明していきます。

「有名になる」こととなるべく区別して、「人気になる」方法について今回は紹介した

いやいや、同じじゃん!

と思ったかもしれませんが、個人的には違うことだと思っています。

それぞれの単語の意味ではなくイメージ的な話をすると、

  • 有名だと、多くの人に名前が知られているイメージ
  • 人気だと、Twitterのフォロワー数やいいね数など、もろもろが多いイメージ

こんな感じでしょうか。

だからこそ、こだわりや独自性についての項目の冒頭でちょっと変な言い回しをしたわけです。

今回は「人気になる」ための方法について考察してきましたが、もしかしたら「有名になる」方法についても記事を書くかもしれません。

一部かぶる内容もありますけど、イメージとしては人気(つまりある程度数字を増やすこと)が先にあると考えています。

  • その後も数字を増やしていくことが人気になる道(今回書いた内容)
  • ある程度の時点で変化を加えることが有名になる道(別の記事で書くかもしれない)

たいていの場合、人気度も有名度も両方同時に上がっていくはずですが、厳密にはズレがあるため違うものだと思っていますね。

大人向けのイラストについての項目で書いたように、有名度より人気度が上に来れば、フォロワー数という点で有名な方の上に立つこともあるわけです。

とりあえずこの話はこのぐらいにして、「絵師」という単語の補足説明に移ります。

無意識に使っていた「絵師」という単語について

こちらの内容は単純で、私はSNSにイラストをあげている方を絵師と呼んでいるという、ただそれだけの話です。

そのなかには本業イラストレーターとして絵を描いている人もいれば、

  • 趣味でイラストを描いてSNSに載せている人
  • 漫画家としてイラストも手がけている人
  • アニメ関係者としてイラストも描いている人

などもいますよね?

特に、イラストレーター兼漫画家の方などもいたりして、区別し出したらとにかく面倒なことになります。

絵描きという呼び方もありますが、最近だと絵師という呼び方が主流になってきている(絵師100人展とかの影響?)ようなので、勝手に絵師と呼ばせてもらっています。

辞書的な意味とは違っているため、一応補足説明の場を設けておきました。

まとめ

最後に、絵師・イラストレーターとして人気になる方法について、簡単に振り返って終わりにしましょう。

  • 自分から人に関わっていくなど、Twitterそのものをうまく使う
  • イラストの投稿頻度が高いorほぼ一定に保っている
  • 人気コンテンツの二次創作イラストを描いている
  • キャラクターの性別やカップリング、ジャンルやコンテンツなどを一貫している
  • えち系・大人向けのイラストが得意
  • 画力以外にも付加価値をもっている
  • こだわりや独自性をもっている
  • 多くのプラットフォームで戦っている
  • イラスト専用など、アカウントを使い分けている

それから、「人気になる」ことと「有名になる」ことは厳密には違うものとして話を進めてきました。

忘れてしまった部分があれば、何度か見返してみてくださいね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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