【百合漫画ガチおすすめの10選】わかりやすく魅力やあらすじも紹介

百合漫画ガチおすすめの10選 わかりやすく魅力やあらすじも紹介漫画

おすすめの百合漫画が知りたい、読みたい

という方のために記事を書いてみました。

以下、今回の内容です。

  • そもそも百合作品・百合漫画とは?魅力などを簡単解説
  • 百合漫画、連載中のおすすめ6作
  • 百合漫画、完結済みのおすすめ4作

簡単な自己紹介もしておきますね。

百合作品は漫画やイラストで見るのが好きな人です。ハマったきっかけは、百合がメインではないけど女の子同士の絡みもたまにある作品の影響でした。日常の中にある百合とか、妄想が広がりそうな女の子同士の関係とか好きな人なので、同じような方には今回紹介する作品も刺さるはずですよ。

2022年に単行本が出たものも紹介していますので、最新のおすすめ百合漫画までわかります。

百合作品をあまり知らないという方への解説もありますから、安心してください。

では、さっそく本題に移りましょう。

主な更新情報です。

  • 2022年7月5日、5選で投稿
  • 2022年7月19日、5選から7選に更新
  • 2022年12月10日、7選から10選に更新
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そもそも百合作品・百合漫画とは?魅力などを簡単解説

ここでは、まず百合を知らないという方のために、私なりの解説をすることにしてみました。

百合とは、女性の同性愛などが描かれたもの

GL、ガールズラブと呼ばれることもありますね。

見出しで「など」と濁したのは、必ずしも同性愛とは限らないからです。

例をあげると、女性同士の友情に対して百合を見出す人もいます。

しかしながら、一般的には女性の同性愛を描いたものを百合ととらえて差し支えありません。

百合の魅力

先ほど「見出す」という言葉を使ったとおり、人によって魅力というのも変わってきます。

それでも具体例をあげると、

  • 単に、かわいい女の子がかわいい女の子とかわいいことをしているのを見ているのがいい
  • 百合作品に多い、きれいな作画を楽しめる
  • 時に明るく、時に切ない、女の子同士の関係が心に残る
  • 女の子同士のドロドロとした絡みに、なんともいえないエロさがある

とかですかね。(もちろん、他にも楽しみ方はあります)

百合といってもかわいい系から生々しいものまで、作品によって千差万別です。

いろいろ見ながら自分の好みを探していくのも、ひとつの魅力になってきますよ。

百合漫画、連載中のおすすめ6作

百合について簡単に知っていただいたところで、ここからはおすすめの百合漫画を紹介していきます。

あらすじから魅力まで自分の言葉で説明しているので、ぜひ最後まで見ていってくださいね。

アネモネは熱を帯びる

著者:「桜木蓮」先生
出版社:芳文社 
掲載誌:まんがタイムきららフォワード
巻数:既刊3巻(2022年12月10日時点で連載中)
1巻発売日:2021年6月11日

高校受験で失敗した主人公と、その原因となる女の子との関係を描いた学園もの

主人公「凪紗」が、試験会場に向かう道中倒れていた女の子を助けたことで、受験に失敗したところから物語は始まります。

ポジティブな凪紗は代わりの高校でも勉強を頑張っている中、受験に失敗する原因となった女の子「茉白」と再会するのでした。

茉白は、凪紗のことを覚えていない様子です。

そんな彼女となんだかんだ親しくなっていくと、茉白は体が弱くて保健室にはよく世話になっていることを知ります。

  • 凪紗は、受験のことを思い出してしまう茉白への気持ちと
  • 茉白は、体が弱くて何もできない嫌いな自分と

それぞれ向かい合って変わろうとするお話です。

ハグ描写が多いことと、お互い「同じ」であることを求めているところが最高

ハグ描写が多いです。

それでも接触は比較的軽めなので、普段は百合作品を見ないという方にもおすすめですよ。

2人の、恋人とも友達とも違うような特別な関係が素晴らしかったです。

絵柄も制服もかわいいので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ロンリーガールに逆らえない

著者:「樫風」先生
出版社:一迅社
掲載誌:コミック百合姫
巻数:既刊5巻(2022年12月10日時点で連載中)
1巻発売日:2020年4月16日

不登校の子と、説得して学校に連れてくる役目を担った主人公との百合

成績優秀でも本番に弱いという悩みを抱えた主人公「彩花」が、滑り止めの高校に通うところから物語は始まります。

時を同じくして、不登校の生徒を抱えていた先生は、本番に弱いことを知っていた彩花に推薦入学を条件に取引を持ちかけました。

不登校の生徒を説得して学校に連れてくるというものです。

その後、不登校の生徒「空」を説得できた彩花ですが、先生との会話を聞かれて取引のことが空にバレてしまいます。

突然のキスを始めとする、空からの毎日1つのお願いに彩花が巻き込まれていくお話です。

大胆だったり、そっけなくなったりと、相手の子に振り回されてしまうところが魅力

キスされてからの彩花が空をずっと意識しているところとか、すごくよかったですね。

全体的にゆるいというかコメディっぽい雰囲気があるおかげで、お願いが嫌な方向にいかないのもおすすめできる理由です。

キス以降のお願いの内容が気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね。

スピカをつかまえて

著者:「織日ちひろ」先生
出版社:一迅社
掲載誌:コミック百合姫
巻数:既刊1巻(2022年12月10日時点で連載中)
1巻発売日:2022年5月18日

ギャルでも努力家な万年2位の主人公と、大嫌いな学年1位の風紀委員との百合

派手な見た目の主人公「星璃奈」は、いつも校則のことで風紀委員の「怜子」に指摘されていることをほのめかす描写から始まります。

おまけに文武両道な怜子には非の打ち所がなく、そのことで星璃奈は余計に腹を立てているのでした。

そんなある日、怜子が女性と援交しているところを偶然見かけてしまいます。

直接本人を問い詰めるも怜子に動揺は見られず、むしろ星璃奈が怜子を意識してしまうという話の流れです。

ダレない程度にじっくりと進められていく丁寧さが素晴らしい

同級生の援交という衝撃展開が序盤にあるにもかかわらず、作品全体からは細かく丁寧な印象を受けました。

メインの2人以外の子もかわいいせいか、節々での女の子同士の絶妙な距離感の描写もよかったです。

2022年12月10日時点では1巻だけですが、

  • 星璃奈と怜子、これからの2人の関係性
  • 援交を始めとする怜子の謎
  • おしゃれなタイトル・サブタイトル

などなど、期待しかない作品でした。

じっくり進んでいくのが好きな方には特におすすめなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

今日はカノジョがいないから

著者:「岩見樹代子」先生
出版社:一迅社
掲載誌:コミック百合姫
巻数:既刊2巻(2022年12月10日時点で連載中)
1巻発売日:2021年12月18日

女の子同士で付き合っていることが、裏垢を通じて同級生の子にバレてしまう浮気もの

誰にも内緒で「七瀬」と付き合っている主人公の「ゆに」が、さみしさや不満を裏垢で晴らしているところから物語は始まります。

そんなある日、天然でミステリアスな女の子「風羽子」に距離を詰められ、裏垢の存在を知っていると告げられるのでした。

七瀬の名前は出していなくても、女の子同士で付き合っていることは風羽子にバレていると知ります。

裏垢について口止めをするためにも、同じく女の子が好きだという風羽子と秘密の関係になっていくという流れです。

浮気のような関係だとわかっていても、相手の子にのまれていく展開に目が離せない

女の子同士で付き合っている片方が別の女の子と浮気をする、といった感じの独特の展開が楽しめる作品になっています。

風羽子の性格というかキャラもいい味を出していると思いました。

どことなくエロスを感じる描写があるのもよかったので、設定も併せてやや大人向けですかね。

ゆにと七瀬、ゆにと風羽子の今後が非常に気になる作品でした。

雨夜の月

著者:「くずしろ」先生
出版社:講談社
連載:コミックDAYS
巻数:既刊3巻(2022年12月10日時点で連載中)
1巻発売日:2021年10月20日

聴覚障害について扱っている物語で、過去に何かあった女の子2人のヒューマンドラマ作品

主人公の「咲希」が、道中で印象的な美人と出会ったところから物語は始まります。

後日、入学した高校のクラスメイトとして再会するのでした。

その美人な少女は「奏音」という名前で、耳が不自由なのだと知ることになります。

奏音は入学直後からクラスメイト全員をはねのけるような態度をとるのですが、咲希だけは積極的に関わっていく感じの展開です。

また、咲希についても過去に何かあったことをほのめかす描写が見られました。

人物設定が練られている上に、百合作品じゃなくても見たくなるようなすごい漫画

まず、初見だと性格や態度がキツイ印象を受けたキャラがいたんですけど、そうなっても仕方ないと最終的には納得してしまう点がすごいと思いましたね。

ところどころにはさまれた回想が理由づけをしているため、最初は苦手だったキャラがドンドン好きになっていくという現象が起きました。

人物設定がよく練られている印象だったので、単にヒューマンドラマ作品として見ても面白いはずです。

百合については尊さが短いページに凝縮されているといいますか、身体的よりも精神的な百合がちょこちょこ描かれている感じでした。

百合を楽しむだけにとどまらないほどの魅力がある作品ですので、あまり百合に詳しくない方にもおすすめとなっています。

ケイヤクシマイ

著者:「ヒジキ」先生
出版社:KADOKAWA
連載:コミックキューン
巻数:既刊1巻(2022年12月10日時点で連載中)
1巻発売日:2022年8月26日

行きつけのファミレスにいる目当ての店員から姉妹になる契約を言い渡される話

社会人の主人公がたまたま立ち寄ったファミレスでひとりの店員と出会うのですが、彼女が気になる存在となったところから物語は始まります。

そこからよく通うことになってしばらく経ったある雨の日、例の気になる店員が雨で濡れているところを外で発見します。

ここで制服姿で高校生だとわかるのですが、傘を差し出した流れで彼女の家まで上がることになるのでした。

家族の姿が見えない室内で、姉になってほしいという内容の契約の話をされ、主人公は下心を隠しながら承諾します。

残念美人とクールでミステリアスな黒髪美少女、そして美麗作画が素晴らしい

始まりこそ姉妹になってほしいという唐突さのある展開ですが、姉妹契約後は頑張って姉として振る舞ったり、姉としての適切な距離感を探ったりと、百合っぽい雰囲気全開でよかったですよ。

基本はコメディな作りなんですけど、

  • 黒髪の子の本音を見せないクールさやミステリアスな雰囲気だったり
  • そもそもの契約を持ちかけた背景とかを少しずつ描かれたり

などなど、百合描写以外でも先が気になる面白さが感じられました。

あと、作画がめちゃくちゃきれいです!

黒髪キャラの印象が残りやすく、作者の方の気合いが伝わってくるようでした。

ちなみに、作者であるヒジキ先生の作品「夢でフラれてはじまる百合」のほうもおすすめですので、あわせてチェックしてみてくださいね。

百合漫画、完結済みのおすすめ4作

ここからは完結済みの百合漫画を紹介していきますよ。

熱帯魚は雪に焦がれる

著者:「萩埜まこと」先生
出版社:KADOKAWA
掲載誌:電撃マオウ
巻数:全9巻(完結済み)
1巻発売日:2017年12月26日

同じ水族館部の先輩後輩という関係を描いた、尊くも切ない百合

東京から海辺の田舎町に引っ越してきた主人公「小夏」が、新しく通う高校できれいな女の子「小雪」に話しかけられたところから物語は始まります。

何度か会ううちに似ているところを感じたりもして、ますます小雪のことを意識してしまうのでした。

一方で、小雪もまた小夏のことが気になっているのです。

小夏が部活に入ったことで2人の関係は近づくのですが、

  • お互いの気持ちをすべて口に出さないために生じるすれ違い
  • 2人の気持ちが伝わらないことによるもどかしさ
  • 小夏と小雪が出会ったことで2人に訪れる変化

などを見守っていく作品になります。

先輩後輩の関係がしっかりいかされている上、周りのみんながいい人で心温まる作品

最初見た時に、先輩なのにタメ口だったのが気になっていました。

しかし、だんだん慣れていったのと、先輩後輩の関係がゆえの物語が見られて、読み進めていくうちに満足していましたね。

それから、周りがいい人ばかりだったため、百合だけでなくて温かさも感じられる作品となっています。

部活ものの青春っぽさもある軽めの百合なので、普段は百合に触れないという方にもおすすめですよ。

欠けた月とドーナッツ

著者:「雨水汐」先生
出版社:一迅社
掲載誌:コミック百合姫
巻数:全4巻(完結済み)
1巻発売日:2020年1月17日

「普通」にこだわる社会人の主人公が、人目を気にしない先輩と関わっていく話

同僚との付き合い方や周りからどう見られているのかといったことを過剰なまでに気にし、自分を押し殺してでも普通に振る舞おうとしている主人公です。

そんな彼女が弱音を吐いていたところ、会社の先輩に声をかけられてドーナッツをおごってもらいます。

それをきっかけに、主人公とは対照的で人目を気にしない風の先輩と関わることが増え、ほかの人は知らないような一面なんかも知っていくのでした。

会社以外での付き合いもできたりして、先輩の影響で徐々に変化が起きていきます。

お互いがお互いを意識していったり、影響を受けたりするところが最高

ほとんど関わりがなかったはずが、ドーナッツをおごってもらった日を境にしてどんどん接近していくところがよかったです。

先輩は普段クールな感じなんですけど、主人公のことを考えるときだけ雰囲気が変わるというか、表情とかに現れるギャップでとても惹かれました。

主人公が一方的に先輩から影響を受けるのではなく、先輩も主人公のことが気になっていくのがドキドキしましたね。

社会人同士の百合漫画が見たいという方、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

割り切った関係ですから。

著者:「FLOWERCHILD」先生
出版社:一迅社
掲載誌:コミック百合姫
巻数:全4巻(完結済み)
1巻発売日:2019年7月18日

高校生の主人公が、マッチングアプリを通じて女子高の教師と関係をもっていく話

学校生活に馴染めない主人公が年齢を偽ってマッチングアプリを利用するところから物語は始まります。

そしてひとりの女性とつながると、そこからSNSでやり取りをするようになるのですが、しばらくして会いたい旨を伝えられます。

主人公は指定された場所へと素直に?向かい、リアルを含めても関係をもつようになっていくのでした。

理解できない部分もあるのに、気づけば読み進めてしまっていた作品

リアルで会うとか、出会って早々に最後までいろいろされたりとか、主人公の心情が理解できないところはありました。

ただ、

  • 正直すごくえっちだし
  • 何かありそうな幼なじみとか、教師の勤める女子高の生徒とか出てきたり

で、とにかく先が気になって読み進めてしまいましたね。

サブキャラにも何かありそうな雰囲気だったのも、先が気になる要因かと思いました。

描写だったり雰囲気だったりが一般誌のなかではかなり大人向けっぽかったので、ドロドロした感じの百合作品が好きな方には特におすすめですよ。

普通の百合作品はあっさりしていて物足りないという方、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合のお話

原作:「みかみてれん」先生
漫画:「かやこ」先生
キャラクター原案:「雪子」先生
出版社:スクウェア・エニックス
巻数:全3巻(完結済み)
1巻発売日:2021年6月7日

タイトルどおり、強気な女の子が落ちていく過程が描かれているお話

告白の話で、クラスの人気者の主人公「鞠佳」が女同士とかありえないと言っているのを、いつも1人な完璧美少女「絢」に聞かれてしまったところから物語は始まります。

お金がないという話もしていると、放課後付き合うよう絢に声をかけられ、着いた先では現金100万円を見せられるのでした。

1日1万円で100日分、鞠佳の時間を買う契約を絢は持ちかけてきます。

重ねて、100日かけて鞠佳のありえない発言を撤回させる勝負に流れは移っていく物語です。

自信満々だったはずが、気づかないうちに染められていく様子がいい

絶対100日もいらないんですよw

序盤の鞠佳は少しウザい感じがしたのですが、回を追うごとにしおらしくなるというか、ドンドンかわいくなるのもよかったです。

それから、基本コメディな雰囲気のおかげで不快な感じにはならなかったですね。

ボディタッチとか結構生々しい描写もあるのですが、絵柄のかわいさでだいぶ緩和されていました。

かわいくて少しえっちな百合が見たいという方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

試し読みがしたい方へ

ここまでいろいろ紹介してきましたが、Kindle Unlimitedの「30日間無料体験」を利用することで結構読むことができます。

今回紹介した中だと、

  • 「アネモネは恋を帯びる」の漫画1、2巻(それぞれ178ページ)
  • 「ロンリーガールに逆らえない」の漫画1巻(165ページ)
  • 「女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合のお話」のライトノベル3巻分(896ページ)

ですね。

その他にも、本・漫画・雑誌など200万冊以上が読み放題のお得なサービスを無料体験できます。

新刊はなかなか読めないですけど、30日間は無料なので試してみてはいかがでしょうか。

最後に

ここまで見ていただきありがとうございます。

今回紹介してきた百合漫画はいかがだったでしょうか。

個人的にはどれも面白いor好きな作品ばかりですので、知らなかった方はぜひ一度チェックしてみることをおすすめしておきます。

それから、勧めたい百合漫画があり次第少しずつ更新していく予定です。

時間がかかるかもしれませんが、今後ともよろしくお願いいたします。

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